サース通信年4回発行のサース通信から毎号の特集記事のみを抜粋しています。
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●特集記事の「その後」住まい方いろいろ! 12:00
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    "SAHS通信2号"(2002年1月号)掲載
    通所型介護施設・デイサービスセンターNOAH(ノア)[横浜市金沢区]


     ご両親の家を地域の高齢者のために改装された方からこの建物を借り上げ、デイサービスセンターNOAH(ノア)を運営する「NPO法人ワーカーズコレクティブ オリーブ」から、この改装工事とコーディネートを請け負ったご縁で、5月22日の日曜サロンにお招きを受けました。
     日曜サロンは月1回、介護保険を利用されていない60歳〜70歳台の方々が集まり、これまで培ってきた知識や体験談などを順番にお話しされるユニークな企画です。今回はSAHSの相談活動の実例のなかから、特に高齢者が被害を受けやすい「訪問業者の工事」への注意点などを中心に、「欠陥工事にあわないために」というテーマでお話をさせていただきました。
     このように、オリーブでは介護保険利用者ばかりでなく、地域の元気なシニアの方々へも貴重な交流の機会をつくっています。お庭では、シャクヤクやアヤメなどの花がみごとに咲き乱れ、おいしい果物とお茶をいただきながら、楽しい時を過ごさせていただきました。



    ●デイサービスセンターNOAHのいま
    NPO法人ワーカーズコレクティブ オリーブ 
    日曜サロン担当:高橋桃代

     2001年12月のオープンから3年半。現在の登録利用者はほぼ定員の15人、1日平均11.6人の利用があります。住宅街にある家を利用し、ふだんの生活をあまり変えることなく安心して過ごしていただける環境のなかで、一人一人を尊重したケアを提供したいと活動してまいりました。
     曜日ごとのみなさんの雰囲気で様子は違いますが、一日なごやかな時間が流れています。毎年観梅会をして楽しむ庭の梅の収穫が間もなくやってきます。
     昨年9月からは月に1回、地域の方たちを対象に「日曜サロン」を開いています。参加者の中から次のテーマが出され、その話題を提供してくれる担当者を決めるというスタイルで、毎回興味深いサロンとなっています。
     利用者の方々からは泊まりのニーズや、最近では訪問介護に結びつきそうなニーズも出てきました。できることから一つずつ対応していきたいと思っています。
     今回の介護保険の改定は財政的な面からの見直しと思われ、現在の利用者・家族にとっても、これからの対象者である私たちにとっても、具体的なことが見えてこず、不安は拭いされません。これから団塊の世代が高齢者になります。国や行政、シルバー産業に頼るだけでなく、地域の人たちが「お互いさま、たすけあい」の関係で、「少しずつの時間やお金、知恵や労力」を持ち寄って、自分たちでつくる非営利・協同の市民事業を多様に広げていくことが重要となっています。
     地域に根ざした、小規模のさまざまなニーズに対応する福祉拠点をつくりたいと活動してきましたが、今こそ、その活動の真価が問われるときでしょう。利用者や家族、地域の人たち、私たちワーカーズコレクティブ オリーブが、「こうありたいと願う地域の福祉」を参加型でどのように一緒につくりあげていくか。これが今の課題です。
    | サース通信15号/2005年6月 | - | - | posted by news-npo-sahs -
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