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世田谷区社会福祉協議会「地域の支えあい活動助成事業」進行中です。高齢者や障害者等の生活を豊かにする「まちの住まい場」を発見! 12:00
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    2005年8月18日に開催した地域共生のいえ訪問ツアー


     SAHSは、今年度の世田谷区社会福祉協議会による「地域の支えあい事業活動助成事業」に応募し、活動助成を受けることができました。その活動内容は、高齢者や障害のある方々の生活を豊かにするような「まちの住まい場(地域の協同スペースやたまり場)」の実例を、高齢者や障害者とともに発見していくというものです。本年6月からスタートし、これまでに次のようなことを実施しています。

    ■「自立の家をつくる会」でのヒアリング
     7月には、障害者支援団体である「自立の家をつくる会」のメンバーを対象に、障害者がよく利用する場所についてのヒアリング調査を実施しました。大半は公的な施設ですが、居酒屋などもあげられました。この調査を通して、障害者の方々がまちに出て社会参加をしていくための最大の問題点は、まちなかの民間施設には障害者の利用可能なトイレが少ないことにあると判明しました。「まちの民設トイレづくり」を今後の活動目標にしたいと思います。

    ■「地域共生のいえ訪問ツアー」参加による事例見学
     8月には、世田谷まちづくりセンター主催の「地域共生のいえ訪問ツアー」に運営協力をしながら参加しました。2回にわけて4か所の「地域共生のいえ(「まちの住まい場」とほぼ同義)」を訪問するという企画で、50名近い人たちの参加がありました。
     訪問を通して、土地や建物のオーナーの熱い想いと理解者の存在が必要であること、このような場所づくりを通して新しいライフスタイルやコミュニティが創造されていくことが実感されました。「私もこんな場所をつくりたい」という参加者の声もありました。事例見学の企画は、今後も「SAHS住まい場づくり実践塾」の中で進めていく予定です。

    ■「下北沢まち歩き」の実施
     8月からほぼ月1回のペースで、SAHSメンバーと障害者の方や若者たちを含めたグループで「下北沢まち歩き」を実施しています。車椅子利用者とともにゆっくりとまち歩きをしながら、高齢者や障害者ばかりでなく、まちの楽しそうな場所、みんなが集っている場所、障害者が行動しにくい場所などを発見していく取り組みです。若者が多くて魅力的なスポットが多い下北沢のまち歩きを通して、「まちの住まい場」の新しい視点を獲得したいと考えています。

    ■「まちの住まい場・たまり場」アンケート調査実施中
     9月から、主に高齢者を対象にして「まちの住まい場・たまり場」の場所指摘のアンケート調査を実施しています。現在まで、地域活動拠点施設であるCOS下北沢の来訪者を対象として実施していますが、今後は対象者を拡大していく予定です。

    ■これからの取り組み予定
     高齢者の方々の参加を求めてワークショップ形式で「まちの住まい場」の事例発見を行っていくことを準備しています。また、この活動を通して得た知見をまとめて「まちの住まい場マップ」や「事例集」を作成していきたいと考えています。

    (文=井上赫郎)
    | サース通信17号/2005年12月 | - | - | posted by news-npo-sahs -
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