サース通信年4回発行のサース通信から毎号の特集記事のみを抜粋しています。
定期購読ご希望の方は会員募集から手続きができます。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
[特集] 地域のトイレ第1号、「COS下北沢」に完成! 12:00
0
    街にはトイレがたくさんあるけれど、赤ちゃん連れで入れるトイレ、車椅子で入れるトイレは少なかった!

    「COS下北沢」1階のトイレ(右奥)。ドアの幅を広げると、車椅子でも入りやすくなる(写真は工事前)。


     ほんの少し幅が足らなくて車椅子が通れなかった「COS下北沢」1階のトイレドアの幅を拡げる工事が3月8日、皆さんからの基金のおかげで行われ、完成しました。
     さらに、入りやすくするためにトイレ前の仕切り板をスライドできるような工事もあわせて行いました。同時に、この建物で多様な活動をしている「まちづくり広場ザワーズ」も、トイレ内にオムツ換え用の台(ベビーシート)を設置する呼びかけを行い、こちらも同時に設置できました。
     COS下北沢によく来てくださる子育てママにもご意見をうかがい、使いやすいべビーシートを工夫しました。狭いトイレ内では市販のものは価格面からも設置できず、大工さんに作ってもらった台を、既存のカウンターと手すりに掛け渡し、落下防止用のベルト通し用の穴をあけてもらいました。
     これからは、COS下北沢が開いている限り、どなたでも自由に使えるトイレになりました。既存トイレ改修をしているため、残念ながらすべての車椅子には対応しておりませんが、「トイレを貸してください」と一声かけてご利用ください。
     この取り組みは、今年度、世田谷区社会福祉協議会による「地域の支えあい事業活動助成事業」からの助成を受け、その事業活動の一環として障がい者の方にお話を聞いたことがきっかけでした。高齢者や、障がい者の方々がまちへ出て、日々の暮らしを豊かに、また社会参加もしやすくしていくための最大の課題は、まちなかに利用可能なトイレが大変少ないことと痛感し、1ヶ所でも多く、地域のトイレを誕生させたいとの思いからです。
     この活動を、できるだけ多くの方々に支えていただこうと、皆様からの基金を集めることにいたしました。今回第1号が完成しましたが、今後も商店街や、土地所有者に働きかけ、区内にたくさんの「地域のトイレ」を増やしていきたいと考えています。
    引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
    (文=井上 文)


    入り口のドア幅を拡げました


    (ご利用者からの声です!)
    障害者が外出するとき、事前に調査しておくことは目的地までの交通手段とトイレ事情。近頃はハートビル法によって、新しいビルには障害者用トイレ(非常に使いづらいのも結構多い)があるけれど、下北沢のような個店の集まった商店街でのトイレ探しは難しい。このトイレプロジェクトによって、街の中に気軽に利用できる多目的トイレがドンドン増えて行ったら、お出かけ好きの私は超ウレシイ〜! がんばれトイレプロジェクト!(矢崎与志子)

    ○トイレプロジェクト
     集まった基金の額(3/9現在) 101,000円
     工事費 101,325円
     *差額325円はSAHSより拠出いたしました。



    ベビーシートを設けました


    NPO法人せたがや子育てネットの「子育て情報メッセンジャー」という活動で、COS下北沢さんをお借りしていました。毎回、乳幼児を連れての参加を見ていて、私たちが来やすいようにと、トイレにおむつ替えのスペースを作ってくださるとのこと。自分たちが出入りすることで、何かが変わるなんてことは今まであんまりなかったことなので、びっくりするやらうれしいやら。アクションをおこすと、きっと何かがうまれる。きっとまちは変わっていく。そんなことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

    ○ベビーシートの設置
     集まった基金の額(3/9現在) 40,000円
     工事費 12,000円
    | サース通信18号/2006年3月 | - | - | posted by news-npo-sahs -
    | 1/1 |